”子宮けいがん”にどうしてなるのか 知っていますか?

更新日:2025年07月10日

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子宮けいがんとは?

”子宮けいがん”は赤ちゃんを育てる”子宮”の入り口にできるがんです。

日本では毎年約10,000人の女性が”子宮けいがん”になっています。

がんの治療で子宮を失ってしまう(赤ちゃんができなくなってしまう)女性が年間 約1,000人、亡くなる女性が年間約3,000人います。
 

どうしてなるの?

原因はヒトパピローマウイルス(HPV)と言われており、多くの人が一生に一度は感染 します。また、一部の人で”子宮けいがん”になってしまうことがあります。

ウイルス感染を防ぐことが”がん”にならないために大切です。
 

ワクチンの定期接種について

HPVの中には”子宮けいがん”を起こしやすい種類(型)があり、HPVワクチンはこのうち一部の感染を防ぐことができます。9価ワクチンの場合、”子宮けいがん”の原因の80~90%のウイルス感染を防ぎます。

また、HPVの感染を防ぐことにより、”子宮けいがん”以外の特定のがんや尖圭コンジローマというイボができる病気を予防します。

対象者

小学6年生~高校1年生の女性

ワクチンの種類

2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)

注射するところ

腕の上部(筋肉注射)

回数

2回または3回 (全額無料で接種できます)

注意事項

対象となる方には市民健康センターから案内をお送りします。

ワクチン接種にはリスクがあります。くわしくは下記をご確認ください。

関連リンク

ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)ワクチンについて(滑川市HP)
(滑川市HP)

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
(厚生労働省)

HPVワクチンのリスクについて

ワクチンを注射(筋肉注射)した部分の痛みやはれ、赤みなどが起こることがあります。

ワクチンを注射した後に、まれですが、重い症状(重いアレルギー症状など)が起こることがあります。

また、広い範囲の痛みなどの、多様な症状も報告されています。

接種後に気になる症状が出た場合は、接種医に相談してください。
 

子宮けいがん検診について

20歳になったら”子宮けいがん検診”を受けることができます。

HPVワクチンを接種していても、定期的に検診を受けることが大切です。
 

 

男性もHPVワクチン接種について考えよう

”HPVワクチンは”子宮けいがん”だけでなく、男性のがんも予防します
 

HPVが起こす病気

HPVの感染により、男性自身も特定のがんなどの病気(※)になることもあります。

”子宮けいがん”は女性の病気ですが、男性もHPVに感染しないことが大切です。

(※)HPVによりかかる病気・・・肛門がん、尖圭コンジローマ(イボ)など
 

HPVはどのようにうつるの?

”子宮けいがん”の原因とされるヒトパピローマウイルス(HPV)は性的な接触で感染します。

また、男性から女性へ、女性から男性へも感染します。
 

防ぐためにできることは?

1. HPVや性に関する正しい知識を身につけること

2. HPVワクチン接種について考えること
 

ワクチンの任意接種への全額助成

対象者

小学6年生~高校1年生の男性

ワクチンの種類

4価ワクチン(ガーダシル)

注射するところ

腕の上部 (筋肉注射)

回数

3回 (全額無料で接種できます)

申込み方法など

詳しく詳しく知りたい方、希望される方は下記ページをご確認ください。
(助成の申請もできます)

男性へのHPVワクチン任意接種費用の助成について
 

この記事に関するお問い合わせ先

市民健康センター

〒936-0056 
富山県滑川市田中新町127番地
電話番号:076-475-8011 ファクス :076-475-8243

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