平成22年度
水野利詩恵展
展示内容
滑川市に拠点を構え、現在は自由美術会員として活躍されている水野利詩恵さんの作品約25点を展示しました。作品の多くは板戸の木目や破れなどに触発されて、人間の哀しみや嘆きや絶望など、人間が生きて在ることの重さのようなものを描いています。来場された方々には、人間の現実の姿に目を背けない水野さんの画家としての強さと優しさを感じとっていただきました。
浮世絵復刻木版画名作選-春信・歌麿・写楽・広重 他-
展示内容
浮世絵木版画彫摺技術保存協会の第2代理事長・高木省治氏が本市横道出身ということから、当館では浮世絵復刻木版画コレクションを収蔵しています。 今回は菱川師宣から始まり鈴木春信、歌川豊国、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川広重と続く江戸浮世絵の流れを一堂に展観し、華麗な浮世絵の世界を堪能していただきました。
いのち輝く-阿波加蒼岳書展
開催概要
会期 平成22年11月13日(土曜日)~11月28日(日曜日)
会場 企画展示室
図録あり
展示内容
阿波加氏は近代詩文書の第一人者で文化功労者の故・大平山濤氏の下で研鑽を積み、滑川市に活動拠点を構えながら数々の書道展で受賞されるとともに指導者としても活躍されておられます。作品は郷土の自然を題材に取ったものが多く、雄大かつ清冽な詩の世界が広がっています。今回は30点の新作から、氏の書作活動の集大成としての「現在」を紹介しました。
「いのち輝く-阿波加蒼岳書展」のチラシ(表) (PDFファイル: 514.5KB)
「いのち輝く-阿波加蒼岳書展」のチラシ(裏) (PDFファイル: 476.4KB)
新収蔵品展 ふるさとを謳う
展示内容
近年、寄贈等によって博物館に収蔵された資料・作品を36点展示しました。
主な展示品
- 「風月会俳句大会秀逸句選」
- 『日本山海名産図会』(「滑川の大蛸」関係)
- 高階哲夫関係資料(「第2回川上児童楽劇園プログラム」ほか)
- 井黒四郎「剱岳」
その他
館蔵品展 美の小路とくらしの民具
展示内容
博物館所蔵資料から、滑川市における洋画の流れを知る上で欠かせない作品13点と、市民の皆さまから寄贈された生活用具や職人道具など約100点を展示しました。
郷土ゆかりの作家たち Part2 「橋本文良の世界」
展示内容
昭和24年に滑川市で生まれた橋本さんは、早くから国内外の版画展において数多の賞を受賞され、版画界のホープとして活躍されました。本館には氏から寄贈を受けた作品を中心に約300点が収蔵されています。今回は初期の石版やシルクスクリーン単用のものから、近年の版画にドローイングを加えたものまで約30点を展示しました。版画による部分と手書きのドローイングによって、画面に不思議な緊張感を醸し出されています。
この記事に関するお問い合わせ先
博物館
〒936-0835
富山県滑川市開676番地
電話番号:076-474-9200 ファクス :076-474-9201
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2018年02月20日