平成27年度
魚躬遺跡展
展示内容
上市川河口の両岸に位置する魚躬遺跡は、戦前から古墳時代の遺物が出土することで知られており、その後も河川改修や個人住宅、公園等の建設に伴う発掘調査により、弥生時代や中世以降の遺物が数多く出土している滑川有数の遺跡といえます。本展では、これまでに魚躬遺跡から出土した各時代の遺物を展示し、遺跡の概要をご紹介しました。
地域を描く・寺社を建てる-「岩城家文書」の世界-
開催概要
会期 平成27年11月14日(土曜日)~12月23日(日曜日)
場所 第2常設展示室
図録あり
展示内容
「岩城家文書」は江戸時代後期から大正時代にかけて、滑川や富山県(越中国)はもちろんのこと、全国各地で活躍した横町(現滑川市横町)の堂宮大工の家に伝わった文書群です。この「岩城家文書」の多くを占めるのが、東本願寺や築地本願寺等の建築肝煎役を務め、知恩院・パリ万博出品図面等の製図依頼を受けるなど、建築界の第一人者たちからも高い評価を得ていた岩城家3代目の庄之丈に関する資料になります。県内でも日枝神社(富山市)、射水神社(高岡市)等、多くの建築に関わる一方で、滑川では櫟原神社・養照寺をはじめ、現在も残る多くの建築物を手掛けました。庄之丈は測量術・製図学も習得していたことから、「岩城家文書」には多くの絵図類も含まれています。
本展では、これらの建築図面や絵図を通じて、岩城庄之丈を中心とした岩城家の活躍をご紹介しました。また、「岩城家文書」に残る算木が富山県内に現存する2例目のものということが判明しました。
「「岩城家文書」の世界」のチラシ (PDFファイル: 1.2MB)
岩城庄之丈ゆかりの建物見学会
日時 平成27年11月22日(日曜日)午後1時~4時頃
主な見学先
加積雪嶋神社・養照寺・旧宮崎酒造・城戸家住宅・廣野家住宅・櫟原神社
その他
子ども図書館開館記念 いわさきちひろ展-親と子の絆-
開催概要
会期 平成27年7月26日(日曜日)~8月30日(日曜日)
会場 博物館3階企画展示室、一部子ども図書館
展示内容
日本の長い美術史上において子どもをテーマとして、人類の平和と反戦を訴え続けた画家である、いわさきちひろの珠玉の作品60点(ピエゾグラフ・超精密複製画)を展示しました。
「いわさきちひろ展」のチラシ (PDFファイル: 927.4KB)
新収蔵品展
展示内容
平成26年度に新たに博物館へ収蔵された作品・資料を中心に、近年の収蔵品で未公開の資料も加えて展示しました。
大蛸からホタルイカへ~滑川名物史話~
開催概要
会期 平成27年4月3日(金曜日)~5月17日(日曜日)
会場 滑川市立図書館 3階催事室
図録あり
展示内容
江戸時代に越中を代表する名物として全国に知られていた「滑川の大蛸」と明治時代から有名になっていったホタルイカという滑川名物の移り変わりについてご紹介しました。また、関連イベントとして、昭和前期のホタルイカ料理の再現試食会も開催しました。
この記事に関するお問い合わせ先
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電話番号:076-474-9200 ファクス :076-474-9201
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更新日:2018年02月14日