認知症サポーターになろう!

更新日:2023年06月12日

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認知症サポーターは、認知症について正しく理解し、自分のできる範囲で、認知症の人やその家族をあたたかく見守り、応援する人のことをいいます。

特別なことをするわけでなくても、認知症のことを知り、地域の中でさりげなく見守り、気にかけてくれるだけで、認知症の人やその家族の大きなサポートになります。

認知症サポーターになるには、約90分の養成講座を受講していただく必要があります。受講された方には、認知症の人を支援しますという目印のカードをお渡しします。

養成講座の開催を希望される場合は、市政講座にお申込みください!

認知症を知ろう!

認知症は、その原因となる病気によっていくつか種類があります。代表的ものとしては、「アルツハイマー型認知症」、「レビー小体型認知症」、「前頭側頭型認知症」、「血管性認知症」があります。「MCI(軽度認知障害)」は、認知症と診断されないものの、もの忘れなどの認知機能の低下がみられる状態をいいます。

MCIと診断されたすべての方が必ずしも認知症になるというわけではなく、早期に気づき、早期に対応することが、認知症の予防や進行を遅くするために重要です。

<気づくポイント>
   ・置き忘れやしまった場所を忘れることが多くなった
   ・日付や曜日が分からなくなったり、出来事がいつのことなのか分からなくなる
   ・疑い深くなったり、些細なことで怒りっぽくなったりする
   ・趣味の活動や外出するのを億劫がるようになった
   ・今までできていた家事や計算、運転などのミスが多くなった

本人や周囲の人が何かおかしいと異変を感じたら、早めにかかりつけ医や専門の医療機関に相談しましょう。認知症が疑われる場合に、他の病気によって認知症に似た症状が出ている場合もあります。不安を抱え込まず、早めに相談しましょう。

「認知症=何もできない・介護が必要」、ではありません。認知症や認知機能が低下しても、できることはたくさんあります。今までできていたことがうまくできなくなっていくことに、誰よりも本人が驚き、不安を感じ、混乱しています。

<対応のポイント>
   ・驚かせない  ・急がせない  ・自尊心を傷つけない

やさしく、ゆっくりと、相手に目線を合わせて、はっきりとした話し方で対応しましょう。

認知症高齢者等にやさしい地域づくり協力団体について

「認知症高齢者等にやさしい地域づくり協力団体」とは、認知症の方が地域で安心して暮らし続けられるよう、通常業務のなかで高齢者等の見守りや行方不明時の捜索に協力していただいている企業や商店等の団体をいいます。
認知症高齢者等にやさしい地域づくりネットワークを広げていくため、協力いただける団体を募集しています!

登録されている協力団体の例:郵便局、コンビニ、新聞店、薬局、ガソリンスタンドなど78団体(R5.6時点)

協力団体のマーク

この記事に関するお問い合わせ先

地域包括支援センター

〒936-8601 
富山県滑川市寺家町104番地
電話番号:076-476-9400 ファクス :076-476-9401

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