生ごみの減量化に取り組みましょう
滑川市で発生するごみの大部分は、家庭からの燃やせるごみです。
そして、家庭から出る燃やせるごみの約3~4割が生ごみです。
生ごみの約7~8割は水分です。生ごみを減らすことは、ごみの重量が減少するほか、ごみの燃焼効率にもつながります。
様々な生ごみの減量方法がありますので、取り組みやすいものから始めてみましょう。
食品ロスをなくす
「食品ロス」とは、「まだ食べられるのに捨てられている食べ物」のことです。
日本では、年間約600万トンの食品ロスが発生しており、これを日本人一人あたりに換算すると、毎日おにぎり約1~2個分の食べ物を捨てていることになります。
食品ロスをなくすことは、ごみの減量につながるほか、家計にもやさしい方法です。
必要な食品を必要な分だけ買う
・買い物に行く前に、冷蔵庫の中身をチェックする。
・メニューを考えて買い物リストを作成する。
買った食材は残さず使う
・食品を適切に保存する。
・賞味期限と消費期限の違いを理解し、無駄なく使い切る。
賞味期限:食品をおいしく食べることができる期限。賞味期限を多少過ぎても食べることができる。
消費期限:食品を安全に食べることができる期限。消費期限を過ぎたものは食べないほうが良い。
残さず食べる
・家族の人数や適量を把握して料理を作る。
・作り置きができる料理は、当日に食べきれなくても次の日などに食べきる。
調理方法を工夫する
調理方法を工夫することで、生ごみを減らしたり、生ごみに含まれる水分を減らしたりすることができます。特に、生ごみを水に濡らさないことは簡単で効果的な減量方法です。
調理くずを水に濡らさない
・三角コーナーを蛇口から離れた場所に置く。
・野菜を洗う前に皮を剥き、剥いた後で洗う。皮は濡れないようにして捨てる。
皮が濡れないようにするには、剥いた皮を、チラシで作った紙の箱や、果物が入っていたプラスチックパックに入れ、シンクに落とさないようにすることがおすすめです。
食品を皮まで使う
にんじんやリンゴなど、皮に豊富な栄養が含まれている食材は皮ごと使う。
野菜や果物の皮はよく水洗いして、無理のない範囲で使用してください。(皮ごと食べることができるものに限ります。)
水切り
生ごみは、調理の過程で濡れてしまったり、多くの水分を含むものがあります。このような生ごみは、水を切ることでごみの減量につながるほか、悪臭の予防にもなります。
手絞り
生ごみを三角コーナーや水切りネットに入れ、手で絞る方法です。
手軽で、効果的な減量方法です。
三角コーナーで一晩放置し水切りする
三角コーナーに生ごみを入れ、一晩放置して水を切る方法です。
手軽で、臭いの少ない野菜くずにおすすめの方法です。
(果物の皮や魚、肉などにはおすすめしません。)
乾燥
生ごみを乾燥させることで、中に含まれる水分量を大幅に減らすことができます。
干して乾燥させる
生ごみの水分量が最も減る方法です。
生ごみを新聞紙の上などに広げて天日干しや風乾します。一日以上干すと、平均で約20%程度水分量が減ります。臭いの少ない野菜くずや茶殻におすすめです。
乾燥させた茶葉やコーヒー殻には、消臭効果があります。
生ごみ処理機
生ごみ処理機で乾燥させる。(処理機には、乾燥型のほかバイオ型もあります。)
生ごみの堆肥化(コンポスト化)
多少の手間はかかりますが、生ごみを堆肥にすることもできます。
段ボールコンポスト
段ボールコンポストは、自分で作れる生ごみ処理機です。
少ない費用で簡単に作ることができ、庭や畑がなくてもベランダでも置けます。
段ボールコンポストとは (PDFファイル: 171.9KB)
生ごみ処理機購入補助金
生ごみ処理機や市販のコンポストなどを購入される際に、その費用を一部助成しています。
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境課
〒936-8601
富山県滑川市寺家町104番地
電話番号:076-475-1374(内線:331、332(生活安全係)、334、335(環境整備係))
ファクス:076-475-6299
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2022年03月29日