生ごみの減量化に取り組みましょう

更新日:2022年03月29日

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滑川市で発生するごみの大部分は、家庭からの燃やせるごみです。
そして、家庭から出る燃やせるごみの約3~4割が生ごみです。

生ごみの約7~8割は水分です。生ごみを減らすことは、ごみの重量が減少するほか、ごみの燃焼効率にもつながります。

様々な生ごみの減量方法がありますので、取り組みやすいものから始めてみましょう。

食品ロスをなくす

「食品ロス」とは、「まだ食べられるのに捨てられている食べ物」のことです。

日本では、年間約600万トンの食品ロスが発生しており、これを日本人一人あたりに換算すると、毎日おにぎり約1~2個分の食べ物を捨てていることになります。

食品ロスをなくすことは、ごみの減量につながるほか、家計にもやさしい方法です。

必要な食品を必要な分だけ買う

・買い物に行く前に、冷蔵庫の中身をチェックする。

・メニューを考えて買い物リストを作成する。

買った食材は残さず使う

・食品を適切に保存する。

・賞味期限と消費期限の違いを理解し、無駄なく使い切る。

 

賞味期限:食品をおいしく食べることができる期限。賞味期限を多少過ぎても食べることができる。

消費期限:食品を安全に食べることができる期限。消費期限を過ぎたものは食べないほうが良い。

残さず食べる

・家族の人数や適量を把握して料理を作る。

・作り置きができる料理は、当日に食べきれなくても次の日などに食べきる。

調理方法を工夫する

調理方法を工夫することで、生ごみを減らしたり、生ごみに含まれる水分を減らしたりすることができます。特に、生ごみを水に濡らさないことは簡単で効果的な減量方法です。

調理くずを水に濡らさない

・三角コーナーを蛇口から離れた場所に置く。

・野菜を洗う前に皮を剥き、剥いた後で洗う。皮は濡れないようにして捨てる。

皮が濡れないようにするには、剥いた皮を、チラシで作った紙の箱や、果物が入っていたプラスチックパックに入れ、シンクに落とさないようにすることがおすすめです。

食品を皮まで使う

にんじんやリンゴなど、皮に豊富な栄養が含まれている食材は皮ごと使う。
野菜や果物の皮はよく水洗いして、無理のない範囲で使用してください。(皮ごと食べることができるものに限ります。)

水切り

生ごみは、調理の過程で濡れてしまったり、多くの水分を含むものがあります。このような生ごみは、水を切ることでごみの減量につながるほか、悪臭の予防にもなります。

手絞り

生ごみを三角コーナーや水切りネットに入れ、手で絞る方法です。

手軽で、効果的な減量方法です。

三角コーナーで一晩放置し水切りする

三角コーナーに生ごみを入れ、一晩放置して水を切る方法です。

手軽で、臭いの少ない野菜くずにおすすめの方法です。
(果物の皮や魚、肉などにはおすすめしません。)

乾燥

生ごみを乾燥させることで、中に含まれる水分量を大幅に減らすことができます。

干して乾燥させる

生ごみの水分量が最も減る方法です。

生ごみを新聞紙の上などに広げて天日干しや風乾します。一日以上干すと、平均で約20%程度水分量が減ります。臭いの少ない野菜くずや茶殻におすすめです。

乾燥させた茶葉やコーヒー殻には、消臭効果があります。

生ごみ処理機

生ごみ処理機で乾燥させる。(処理機には、乾燥型のほかバイオ型もあります。)

生ごみの堆肥化(コンポスト化)

多少の手間はかかりますが、生ごみを堆肥にすることもできます。

段ボールコンポスト

段ボールコンポストは、自分で作れる生ごみ処理機です。

少ない費用で簡単に作ることができ、庭や畑がなくてもベランダでも置けます。

生ごみ処理機購入補助金

生ごみ処理機や市販のコンポストなどを購入される際に、その費用を一部助成しています。

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境課

〒936-8601 
富山県滑川市寺家町104番地
電話番号:076-475-1374(内線:331、332(生活安全係)、334、335(環境整備係))
ファクス:076-475-6299

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