「デジタルで創る持続可能なまちづくり条例」を制定しました

更新日:2024年04月12日

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条例制定の目的

市では直面する地域課題に対応するため、令和5年3月に策定した「滑川市DX推進計画」に基づき、

1市民のDX(デジタルを活かせる地域社会の実現)
2まちづくりのDX(データ・デジタル技術を使ったスマートシティの実現)
3市役所のDX(行政の変革)

の3つの重点施策に基づき取組を進めていますが、これらのデジタル技術の活用によるまちづくりに際し、市議会や市民・事業者の皆さまなどと相互に連携・協力しながら迅速かつ重点的に取り組むことで市民生活・地域競争力の向上を一層推進し持続可能なまちを実現するため、

令和6年3月に「滑川市デジタルで創る持続可能なまちづくり条例」を制定しました。

条例の制定により実現したい未来の姿

幅広い関係者が連携・協力しながらデジタル技術を効果的に活用することで、持続可能なまちづくりを勧めます。

条例の制定により実現したい未来の姿

条例の概要

条例の基本理念や市の役割、市民・事業者の皆さまなどに努めていただきたい内容は以下のとおりです。条例の詳細な解説については、次の逐条解説をご覧ください。

滑川市デジタルで創る持続可能なまちづくり条例の解説(PDFファイル:212.2KB)

基本理念

デジタル技術の活用によるまちづくりは、次の基本理念に基づき推進します。

●誰もがデジタル技術の恩恵を受け、誰一人取り残されることなく社会に参画可能な環境を整備します。

●デジタル技術活用は「目的」ではなく「手段」の一つという認識のもと、常に市民の利便性向上などを意識し、柔軟で継続的な改善に取り組みます。

●施策の推進にあたっては、運用上・財政上の持続可能性を確保すること。

●個人情報・個人のプライバシーに配慮するとともに、情報収集・活用の目的などの透明性を確保すること。

●多様な情報が社会に提供されるとともに、最大限に活用されるよう情報の円滑な流通環境が確保されること。

市長などの役割

●市議会や市民・事業者の皆さまと連携・協力しながらデジタル技術の活用によるまちづくりに関する施策を総合的に推進します。

●デジタル技術の活用のための能力や経験が十分でない方の支援や年齢・身体的な条件などの要因に基づくデジタル技術の利用の機会における格差の是正を図るため、必要な施策を行います。

市議会の役割

●市議会は、デジタル技術の活用によるまちづくりに関し調査・研究を行うとともに、市長などが推進する施策に対し、助言・提言を行います。

●市議会の議員は、デジタル技術の活用によるまちづくり施策に対し理解を深めるとともに、調査・研究に努めます。

市民の皆さまなどに努めていただきたい内容

●デジタル技術の活用によるまちづくり施策に対し、理解・関心を深めること。

●デジタル技術に関心を持ち、積極的に活用すること。

●デジタル技術の活用によるまちづくり積極的に参画すること。

事業者の皆さまに努めていただきたい内容

●デジタル技術の活用によるまちづくり施策に対し、理解・関心を深めること。

●自らが行う事業において、デジタル技術を積極的に導入すること。

●デジタル技術を活用することができる人材を育成すること。

●市と連携・協力しながら地域へのデジタル技術の導入を促進すること。

パブリックコメントの結果

条例の制定に向けて、市民の皆さまをはじめとして幅広いご意見をいただくパブリックコメントを実施しました。

いただいたご意見の概要と市の考え方は、次のページをご覧ください。

パブリックコメント実施結果

この記事に関するお問い合わせ先

DX推進課

〒936-8601
富山県滑川市寺家町104番地
電話番号:076-475-1527
ファクス:076-475-6299

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