平成26年度

会期 平成27年2月7日(土曜日)～4月5日(日曜日)

会場 第2常設展示室

パンフレットあり

北陸新幹線建設に伴う上梅沢遺跡の発掘調査が行われた際、弥生時代終末期から古墳時代初頭にかけての墓域や、古代の集落・畠・道路跡が発見され、大きな話題となりました。特に墓域は市内では初の発見であるとともに、この時代のものとしては富山平野において東端にあたり、上市川流域にも有力者が存在したことを示すものとして注目されました。本展は、貴重な発掘成果とともに、市内の他の出土品も加えて、滑川の古代の姿をご紹介しました。また、会期中に富山平野や立山連峰の眺望を楽しめるよう企画展示室1を開放しました。

会期 平成26年11月22日(土曜日)～12月14日(日曜日)

場所 滑川市立博物館

図録あり

旧町部・浜加積・早月加積地区に所在する絵馬80点と県内の船絵馬を展示し、絵馬奉納習俗についてご紹介しました。

会期 平成26年10月25日(土曜日)～11月16日(日曜日)

場所 滑川市立博物館

パンフレットあり

富山県水墨美術館所蔵作品の中から、滑川とゆかりのある富岡鉄斎・川合玉堂・小杉放庵・近藤浩一路・小松均・棟方志功・岩崎巴人という近代美術史上に名をとどめる7人の画家たちの作品20点に加え、これらの画家たちが本市に残した作品や資料約20点も併せて展示し、かつて滑川が持っていた芸術的風土の一端をご紹介しました。

かつては児童教育の一環として学校教育に用いられてきた和紙画ですが、現在では全国的に愛好家が増えてきています。50余年の経歴を持つ板坂英子さん（吾妻町）は、国際和紙絵画展をはじめ多くの受賞歴を持つとともに、講師としても市内外で指導されてきました。本展では和紙画の隆盛に貢献されてきた板坂さんの画業を回顧するとともに、30点の友情作品によって和紙画の現在をご紹介しました。

平成25年度に博物館へ収蔵された資料・作品18件230点のなかから、滑川ゆかりの作家たちによる美術作品、明治・大正・昭和を生きた人々の息吹が感じられる歴史資料や生活の一端を垣間見ることができる民俗資料、ふるさとを代表する詩人として知られる高島高の俳額といった文芸資料など、滑川にとって貴重な作品・資料をご紹介しました。